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2013年7月

2013年7月27日 (土)

吉田清風「尺八獨習」その2

吉田清風先生の「尺八獨習」。読んでみて、内容が興味深く、是非、このままでも復刻してもらいたいと思います。sign01

問 私は性來不器用ですがやれるでしょうか。

答 始めからそんな弱氣を出していては何事も成就する筈がありません。人間は一旦やろうと志を立てたら何でもやれます。尺八のけいこ位朝飯前です。(中略)
  ここで注意しておきたいことは、何でも器用な人はあきやすく、熱心が足りないから大成する人が少ない。不器用な人はすぐやれぬかわりに根氣で行くから成就する。兎とかめの話はなかなか味のある話です。

 ブログ主も不器用な上に熱心も根気も危ういのですが、前向きに続けてみたいと思います。一緒に学んで下さる方は是非、楽風塾へ。note

2013年7月22日 (月)

稽古と修業

お稽古も、「道を究める」ということでは修業に連なるものであり、音楽の世界でも「道を究める」努力を実際に修業と呼ぶことはよくあります。

ブログ主が敬愛している内田樹先生は、近著の「修業論」(光文社新書)で次のように書かれています。

「武術の稽古を通じて私たちが開発しようとしている潜在能力がどういうものであるかは、戦国時代でも、江戸時代でも大筋では変わらないだろうと私は思っている。それはさしあたりは、実践的な意味での生き延びる力である。
戦場では戦闘能力として示される能力が、平時ではたとえば統治能力として顕現する。ということは、戦闘能力と統治能力を共約する人間的能力が存在するということである。それは何か。」
「生き延びるためにもっとも重要な能力は「集団をひとつにまとめる力」である。」

「それは端的に言えば、「他者と共生する技術」、「他者と同化する技術」である。私は合気道とは、その技術を専一的に錬磨するための訓練の体系ではないかと考えている。合気道は「愛と和合の武道」と言われる。初心の合気道家は、この「愛と和合」を漠然とした、精神的・道徳的な目標のものだと思っているかも知れない。だが、これは極めて精緻に構成された技術の体系である。」

武道でさえ「愛と和合」なのですから、音楽の道はなお一層のこと「愛と和合」であるはずのように思えます。heart01

仲林光子師匠の下、ともに楽風塾で学び、稽古する仲間を探しております。sun

吉田晴風「尺八獨習」

尺八の教本である「尺八獨習」。

思わず感心し、思わず唸ってしまう記述がたくさんあります。

「尺八問答」より

問 先生の流儀は何流ですか。

答 私は無流です。琴古流の出身ではありますが、流派にとらわれず「日本の尺八」で結構です。日本は何でも流派をつけたがります。今日は世界的尺八に進んで行かねばならぬ時ですから、流派で源平のような對立的な考えを持つことはすてねばなりません。私は普及運動の旗じるしとして清風會という名を用いて居ります。

吉田先生の高い志を感じます。thunder

楽風塾は清風會とは(少なくとも今の所は)何の関係もありませんが、内容が素晴らしく、今後進むべき方向を示唆しているようでもあります。sun

楽風塾は、仲林師匠が小学生への指導を長年続けられてきており、初心者や年少者への指導に長じており、安心して学ぶことができます。note

2013年7月20日 (土)

尺八の教本

仲林師匠のご主人から頂いた尺八の教本、吉田晴風著「尺八獨習」。

ネットで確認すると邦楽社から1949年2月に発行されたもののようです。

初歩時代の上達法というところに興味深い一節があります。

「最も大事なことは、自分は尺八をやると決心した以上、必ず名人の域に達するまでやり通すぞという、シッカリした決心を立てることです。ちよつとやつてみて少し手ごわい所にぶつかるともうオレはダメだとあきらめてしまうようではいけません。そんなひとはこのはげしい人生の活舞台に生存競走の出来ぬ人です。
尺八のけいこという一事だけでも、眞劍味があるかないかで成功か不成功かの、どちらかにハッキリ分れてしまいます。これは立派な人間修業でもあり、上手になる人となれぬ人とは初めの意氣ごみで分ります」。

氣合が違います。sun

楽風塾は、一流の師匠から本物を楽しく学ぶことができる場です。

もっともブログ主は全くの初心者(尺八の音出し中)です。一緒に始める同士を募集しております。note

2013年7月18日 (木)

杵屋徳衛先生の長唄お稽古

第1回楽風塾では、杵屋先生のご提案で、参加者全員で長唄の稽古をのほんのさわりだけですが、体験しました。

楽譜もなく、先生の唄い方を真似て唄うという方法です。西洋音楽は別の音を重ねて和音を楽しむのに対して、邦楽の場合には、唄と三味線の「ずれ」を楽しむのだそうです。このずれを感じるには、楽譜をみれば分かるというものではなく、師匠について口伝で教わるしかないのだ、ということを感じました。

本ブログ管理者は邦楽について全くの素人(現在、尺八の音だしに挑戦していますが、高い音が難しいです。)ですが、目から鱗が落ちる思いの貴重な経験でした。thunder

邦楽を色々な方面から楽しく学ぶということを楽風塾の一つの特徴として考えても良いかも知れません。

次回の楽風塾は8月10日(土)午後1時からを予定しております。happy01

2013年7月16日 (火)

第1回 楽風塾の様子

2013年7月15日(海の日) 第1回楽風塾を開催しました。

仲林先生、講師の皆様、箏曲七声楽院の皆様、ご参加ありがとうございます。

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仲林光子先生の薩摩琵琶です。

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同じく仲林光子先生の箏です。

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杵屋徳衛先生の長唄三味線。

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佐藤貴采先生の尺八(ぶれてしまいました。すみません。)

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綾瀬ふみ佳さんの詩吟と仲林先生の笛の伴奏。

その後、杵屋先生の長唄のお稽古、尺八のお稽古、笛のお稽古をそれぞれ20分ずつぐらい行いました。どれも入門者向けの分かりやすい内容です。

楽風塾は最初の一歩を踏み出したところです。皆さんのお力をお借りしながら、形あるものを目指したいと思っています。new

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